おはこんにちばんわ。
1円も損をしたくない男キグラヤハルトです。
メルカリの価格設定で悩まれている出品者の方は多いのではないでしょうか?
メルカリでは出品者が自由に価格設定出来る為、色々な値段の付け方があります。
そこには出品者の思惑をモロに反映したものや、特に深く考えて設定してないものなど様々です。
その中でもオススメの「ベストオブ出品価格設定」は果たしてどのタイプなのか!?
毎月コンスタントに30万円メルカリ副業で稼ぐキグラヤが勝手に調査してまいりました。
目次
端数なしのキリのよい出品価格
ベーシックな端数のない「1000円」や「2000円」、「10000円」といったような価格設定ですね。
端数がなくキリがよいため、大雑把な男性出品者によく見られるような気がします。
お得感が感じれないため、特に女性には受けは悪いかもしれませんね。
また、購入者立場からすると端数がないため、端数切りの値下げ交渉がややしにくい印象があり、値下げ交渉が盛んなメルカリではやや不利な価格設定と思われます。
メイン商材がメンズ向けの商品であれば、価格設定としてはアリかもしれません。
ということで、お得感を出して、沢山売っていきたいのであればキグラヤ的にはナシ!
総合的に見てあまりオススメはできない価格設定方法です。
ゾロ目の出品価格
この価格設定はメルカリ特有かもしれませんね。
「333円」や「777円」、「8888円」といったような価格設定ですね。
この価格設定には出品者の2つの意図が隠れており、1つ目は単純に目を引く価格設定だということ、2つ目は10%の手数料を差し引き後の販売利益をキリの良い数字にしたい為だと思われます(発送方法によっては送料天引きになるので最終的に全然キリは良くならなくなりますが)。
1つ目の目立ちたいという意図ですが、こちらに関しては既に様々な出品者が取り入れおり、たいして珍しくもない価格設定になってしまっている為、効果の程は知れているような気がします。
だってよく見ますもんね。
2つ目の意図については、完全に出品者都合の意図になるため、売れやすくしたい!という観点から考えると論外ですね。
購入者は出品者の販売利益がキリのよい数字になろうがなんだろうがどうでもいいですからね。
逆に、その意図を理解している控えめな購入者であれば、値下げ交渉も遠慮がちになってしまうのではないでしょうか?
うーん。考えれば考えるほど難しい値段設定です。
また、出品者が値下げをしたいときも価格設定に困りそうです。
「3333円から2222円」とかであれば良いですが、「3333円から3233円」としたいときはぱっと見、謎の価格設定になります。
値下げ交渉を受け付けず、且つ、最終値下げ価格として目立たせたいのであればワンチャンありかもしれません。
というわけで、キグラヤ的にはあまりオススメしない価格設定になります。
スーパーでよく見かける「イチキュッパ」出品価格
通称「イチキュッパ」(1980円)や「ニーキュッパ」(2980円)といったような価格設定ですね。
※下記はウィキペディアさんから引用しました。
イチキュッパが好まれる理由
まず一つ目に、値段が割安に感じられるからである。200円と198円では、価格の差はほとんどない。しかし、 200円が手元があるとき、198円の商品を購入するとお釣りが2円返ってくる。 店側にとっては、200円で売れるものを198円で売ることは単純に計算すると2円の損になるが、計算上2円得した消費者は、それ以外の多数の利益の高い商品も買うことが多い。よって店側は2円以上の利益を得るのである。どちらかというと、消費者より小売業のほうがイチキュッパを好む。また、イチキュッパは語尾がパで終わるため音感がよく、8は日本では末広がりで縁起が良いともされるため、よく使われるともいわれる。 また、イチキュッパの「8」という数字は非計画購買を喚起させる心理的作用があるからともいわれている。
特にスーパーや百貨店などのよく目にすることから主婦層には馴染みがある価格設定ではないでしょうか?
ターゲットが主婦層で明確であれば、うってつけの価格設定のかもしれませんね。
大台割れ効果で購入しやすい値段だと心理的に思われやすいというメリットもあるようです。
ただ、この価格設定は商材によって、向き不向きがあると思います。
「30000円」より「29800円」のほうがお得ですが、これが高級アパレル品であったらどうでしょうか?
逆に安っぽく見えてしまい、不安になりませんか?
商材によって、その商材の持つ「売り」は違うと思いますので、注意が必要です。
また、メルカリは個人間売買が売りですが、若干業者臭がしてしまうのがタマに傷です。ユーザーの中には業者を嫌う人も一定数おりますので。。
ということで、キグラヤ的には全ての商品には当てはまらないが「安さが売り」の商材にはオススメです!
消費税込みの出品価格
現在消費税は8%ですがその8%分を上乗せした価格設定ですね。
「2000円」であれば「2160円」、「3000円」であれば「3240円」といった具合です。
この業者間溢れる価格設定はメルカリにおいては全くオススメできません。
新品の商材を扱う業者さんであればまだしも、個人で消費税を上乗せしようとするなんて、恐らく叩かれます。
まず、見るからにお得感がないですね。「2160円」から値引きするにしても消費税分の160円しかきってくれなそう。。
ということで、キグラヤ的にはなし!
下二桁の端数が99円の出品価格
「1000円」のところを「999円」、「2000円」のところを「1999円」、「10000円」のところを「9999円」とする価格設定ですが、キグラヤ的には断然この価格設定がオススメです!
というのも、メリットが沢山あるんですね!
- 大台割れ効果で購入しやすい値段だと心理的に思われやすい。
先に紹介した「イチキュッパ」と同じですが簡単に説明すると心理学的に購入しやすい値段だと知覚されるようです。
心理学でもなんでも売れやすくなるのであれば、取り入れちゃうほうがよいに決まっています。
- 出品者、購入者ともに1円得する。
これはメルカリのシステム上、販売利益が切り上げで計算されているからなんですね。
「1000円で売った場合の販売利益は900円」ですが、「999円で売った場合の販売利益も900円」なんですね。
であれば、購入者も出品者も1円得する(得した気分になる)、下二桁99円で設定するほうがお得で間違いありません。
- 同じ大台割れ効果のある「イチキュッパ」と比較して、若干利益率が高い。
単純に下二桁を「80円」とするか「99円」とするかの違いですが、販売利益が「18円」違います。
たかが18円と思いますが、されど18円です。
送料もそうですが、大量に出品するようになると大きな金額になります。
単純に大台割れ効果を狙いたいのであれば「99円」の価格設定を支持します。
- 値下げにも違和感なく対応できる。
現在、メルカリはキグラヤ調べによると100円の値下げで新着表示されます(一応検証済み)。
値下げして新着表示させたいときにも、違和感なく値段設定できます。
「999円」→「899円」→「799円」といったような具合ですね。
- 値下げ交渉され易い。
購入者心理としては、端数の値下げくらいはしてくれるんではないかと積極的に値下げ交渉をしてくれるんではないかと思っています。
※これは完全にデータ等はとれてないのでキグラヤデータとして参考にください。
- 業者臭があまりない。
業者になると上記で上げた「スーパーでよく見かけるイチキュッパ価格」「消費税込みの価格」が多めになってくるのかなと。
メルカリでは業者価格は個人間売買がホームですので、業者価格は敬遠されやすいです。
ということで、キグラヤ的にはアリ!私もほぼ全ての商品で下二桁は99円で設定しています。
【番外編】1234567円や9999999円の価格設定ってなに?
メルカリではこの価格設定もちらほら見かけますが、多くの場合は販売用のものではありません。
購入者から写真をもっと見たい、写真をアップで写して欲しいといわれた場合に作成したものや、出品者がオーダー専用ページ、自分の商品の広告ページとして出品しているケース等があります。
メルカリメゾンズからの出品であれば写真は10枚掲載可能ですが、10枚掲載した場合、メルカリで表示すると4枚の写真の3枚目、4枚目に分割され掲載される仕組みなっています。
私はメルカリメゾンズ愛好者のため、メルカリユーザーから「写真をアップで写して欲しい」などよくリクエストを頂きますね。
メルカリユーザーはメルカリメゾンズも利用しているとは限らないので、メルカリメゾンズユーザーでなければ、手間ですが、この方法で写真をアップするしかないですね。
また、一応購入自体は可能なので間違っても購入しないようにしましょう。購入する人はいないと思いますがw
まとめ
キグラヤ的には「下二桁の端数が99円」の価格設定が一番売れやすく断然オススメ!
特別なこだわりがなければ、出品ごとに悩まず「下二桁の端数が99円」で統一してしまいましょう!