おはこんにちばんわ。
副業ホモサピエンスのキグラヤハルトです。
今回は取引キャンセルについて。
キャンセルにゃんて許せないにゃーーー!!!お断りだにゃーーー!!
気持ちはすっごくわかります。
折角、売れてウキウキだったのに….。
利益率の高い高額商品だったりしたら尚更です。
心が折れるというんでしょうか。
スマホをドタマでカチ割ってブン投げたくなります。
しかし、そこはグッと我慢。
なんの罪もないスマホをブン投げなげたところでキャンセルは変わりません。
頭を冷やして、返信文をしこしこ打ちましょう。
※頭を冷やして、返信文を打たないといけない理由はこちらの記事をご覧ください。
…..
……..
では、仕切りなおして。
キャンセル依頼がきたときにこうならない様、心構えとその対処についてお伝えしていきます。
基本的に、取引開始後にキャンセルすることはできません。
一定の条件を満たした場合のみ、取引画面上にキャンセルを依頼するためのフォームが表示されます。
取引の継続が困難な場合は、以下の手順を確認し専用フォームから取引のキャンセル申請を行ってください。
※公式メルカリガイドより引用
な、なんだって….!?そんな前提があっただなんて知らなかったよー。
でも3N(ノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセル)を記載することは禁止していますよね?
なんだか矛盾を感じるのは私だけでしょうか?
一応、建前では「キャンセルはできない」というルールになっている事は、出品者の立場としてしっかり抑えておきましょう。
キャンセル対応時、この建前があるのとないのとでは、交渉などの際に大きな違いが出てきそうです。
例えば、「メルカリでは取引開始後のキャンセルはできない前提がありますが、今回は~~~といった事もあることからキャンセルに応じます。」と、いった具合で取引をスムーズに進められるケースもありそうです。
あくまで、出品者側に落ち度がなかった場合に限りそうですが….。
それでも取引キャンセルの依頼が来たら素直に応じましょう。
ガイドライン上、取引キャンセルはできないと謳われていますが、それでも購入者に取引する意思がないようであれば素直に応じましょう。
なぜなら、キャンセルはできませんと突っぱねたところで、「はい。わかりました。」と、素直に代金を支払っていただける事はまれだと思うからです。
と言うか、そんな事はありえるんでしょうか?経験したことがないのでわかりませんが。。。
メルカリの取引システム上、支払いはメルカリを必ず通しますので、双方の同意がないと取引は進まないように出来ています。
逆に言い返すと必ず同意が必要だと言うことです。
キャンセルの意思が固い、購入者を引き止めるのは至難の業ではないでしょうか。
こちらの記事【ヤフオク】返品に応じず、不毛なやりとりに発展し、すごく消耗した話。でもお話しましたが無理にキャンセル撤回を求めても恐らく消耗することになるでしょう。
また、キャンセルが入ったとしても、別の購入者様にめぐり合えばよいだけの話です。
前向きに考え、事務処理のように対処してしまうのが消耗しないコツだと思います。
メルカリには大きく分けて、2パターンの取引キャンセルがありますのでパターン毎に説明したいと思います。
商品発送前の取引キャンセル
発送前であれば、出品者側としては、取引メッセージから返信文を打って取引キャンセル手続きに進むだけですね。
ほんの一例になりますが、購入者都合の場合の取引メッセージのテンプレとしてはこんな感じでしょうか。
今回のお取引はキャンセルご希望ということで、承知致しました。
非常に残念ですが、取引キャンセルの手続きに移行致しますので、手続きが終わるまで今しばらくお待ちください。
またよろしければ、他にもたくさん出品中ですので是非ご覧ください。またの機会をお待ちしております^^
またの機会をお待ちしております。ってどんだけお人好しやねん。
って思う方、多いかもしれませんね。
明らかに悪質な取引キャンセルや、評価から信頼の置けない購入者であればブロックしてしまって問題ないと思います。
なので、最後の菩薩の様な一文は、状況に応じて適宜使い分ける感じでよいと思います。
個人的には、悪意のなさそうなキャンセルであれば、むやみやたらにブロックはしない方針にしています。
誠意のある取引を心がけることで、次回はきちんと購入してもらえるかもしれません。
購入者はどういう経路であれ、私の商品ページに辿り着いている訳です。
それは私の出品している他の商品を見てくれる可能性が高いユーザーです。
そのチャンスをブロックによってみすみす逃すのはもったいない。
以前の私は感情に任せ、「こんなやつとはもう二度と取引するか!ボケナスが!」と、猛ブロックしていましたが、感情で動くのははっきり言ってナンセンスです。
細かいことですが、ビジネスライクに物を考えて行きましょう!
商品発送後の取引キャンセル
問題なのはこちら。
商品発送後のキャンセルのやりとりは若干、やり取りが必要で手間がかかります。
購入者の温度もやや高めになっていると尚更、気を使った返信が必要になります。
返品を承るのはよいとして、一つ問題点としてあがって来るのが「送料問題」です。
パターンとしては大きく分けて以下の3つになると思われます。
①送料は全額(発送時&返品時)、出品者が負担する。
このパターンは出品者側に何かしらの落ち度があった場合になるでしょう。
商品に欠陥があった、商品説明にないダメージが見つかった、サイズ(計測)表記が違った等が該当すると思います。
購入者からクレームに対して、出品者側からは商品が手元から離れている状態なので、確認ができないパターンもあると思いますが、その場合は潔く返品して頂くしかないでしょう。
例文としては、こういった感じでしょうか。
到着した商品に一部欠陥があったとのことで、出品時の検品が不十分だったことを謝罪致します。
ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした。
つきましては、返品を承りますので大変お手数ですが、登録住所へ着払いで返送いただけますでしょうか。
商品の返品が確認でき次第、事務局へ取引キャンセルの手続きに移行致しますので、手続きが終わるまで今しばらくお待ちください。
よろしくお願い致します。
文面作成でのポイントしては、文頭でしっかり謝罪することです。
出品者視点の言い訳等は見苦しく、購入者側を不快にさせるだけなので一切不要です。
返品を承ると決めたら、不手際をしっかり認め、「最後までしっかり誠意をもって対応する姿勢」を示しましょう。
手続きについての説明はそれからです。
また、着払いが前提になりますので、小額での取引であれば、余計な送料を発送させないために購入者側に破棄していただくのも一つの方法としてあります。
②発送時の送料は出品者、返品時の送料は購入者が負担する。
2のパターンは、双方に落ち度があった場合になります。
よくある例としては、ダメージの記載はあったが程度が予想を上回っていた等が上げられます。
この手のクレームは出品者と購入者の「主観の違い」で発生することが多いように感じます。
この場合は双方に言い分があると思われるので、ある程度、話し合いが必要になりそうです。
購入者側の同意が得られれば、元払いの郵送方法で返送をお願いしましょう。
やりとりに時間を要し、そのために時間を割くのが難しい(苦痛な)ようであれば、出品者側から送料については全額負担しますと申し出てしまうのも手かと思います。
例文はダメージについての説明はしていたが、購入者へはうまく伝わらなかったパターンです。
商品のダメージ説明についてうまく伝えることが出来ず、結果として非常に残念な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。
ただ、ダメージの度合い等についてはどうしても主観での説明となってしまうため、その点はご理解いただきたくお願い申し上げます。
つきましては、返品を承らせていただきますが、返送代金については購入者様ご負担にて、お願いできますでしょうか。
よろしくお願い致します。
ポイントとしては、あくまでお願いベースということです。
マウントポジションに立ち、無理強いすると、必ず反発があります。
購入者が納得しなかった場合は深追いせず、出品者負担で返品に応じるほうが総合的に得策です。
③送料は全額(発送時&返品時)、購入者が負担する。
最後のパターンですが、出品者側に落ち度がなく、完全に購入者都合の場合は、送料については全額負担(発送時&返品時)をお願いしましょう。
例としては、洋服が似合わなかった(入らなかった)、気が変わった、同様のものを購入してしまった等があげられます。
発送時の送料については、出品者から申し出ない限り、購入者から自主的に返金されることはないと思いますので躊躇せずお願いしてみましょう。
ちなみに、現金の返送は現金書留でしかしてはいけない決まりがありますが、うまく同封してもらえれば恐らくばれる事はありません(ただ、紛失時の補償などは一切ないので自己責任で)。
他の返金方法ですと、レターパック、金額分の切手を同封してもらうなどの方法があります。
ちなみに銀行口座への振込み案内は禁止行為とされているので購入者へ要求してはいけません。
利用規約に詳しい購入者だった場合、事務局へ報告され、ペナルティを受ける可能性がありますのでくれぐれも気をつけるように。
返送は元払いで行っていただくようにお願いしましょう。
テンプレはこんな感じでよいと思います。
返品のご希望について承知いたしました。
ただ、お客様ご都合での返品受付とさせていただきますので、申し訳ありませんが登録住所へ元払いにて返送いただけますでしょうか。
また、発送時にかかった送料についても併せてご負担願いたく思います。
返品を確認次第、事務局へ取引キャンセルの手続きに移行致しますので、手続きが終わるまで今しばらくお待ちください。
よろしくお願い致します。
ポイントとしては、購入者都合での返品であっても、嫌な顔せず、丁寧に対応することです。
②と同様、こちらもあくまでお願いベースで。
揉める様であれば、事務局に連絡し間に入ってもらうほうが良いかもしれません。
事務局への取引キャンセル申請は返品物をしっかり確認してから申請しましょう。
返品が発生した場合の取引キャンセル申請のタイミングについてですが、しっかり返品をされた事を確認してから行いましょう。
うっかり返品確認前に取引キャンセル申請をしてしまった場合、取引が終了となり、商品が返ってこない可能性があります。
問題があるユーザーですと、「返送した」と連絡があっても実際はまだ手元にあり、返送されていないケースなどもあり得ます。
安易に返信を鵜呑みにするのは危険ですので、十分に気をつけたいところです。
購入者へも取引キャンセル申請のタイミングについては、返品がきちんと確認できてから実行する旨は最初に伝えておいたほうがよいです。
まとめ
- 「キャンセルはできない」というルールになっている事は、出品者の立場としてしっかり抑えておく。
- 発送前の取引キャンセル依頼が来たら素直に応じる。
- 発送後の取引キャンセルの返品送料負担をお願いするときは丁寧に。基本お願いベース。
- 購入者に落ち度がある場合でもマウントポジションに立ち、無理強いすると、必ず反発される。
- 事務局への取引キャンセル申請は返品物をしっかり確認する。
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↓↓私とは実践方法が違うようですが参考になりそうですね!