おはこんにちばんわ。
どっちかといったら海より川派キグラヤハルトです。
今回は週末の休暇を利用して、旧友2人とともに長野県木曽郡大桑村野尻 阿寺国有林内にある「阿寺渓谷」に行ってまいりました!
土曜の朝出発、一泊二日のおっさん三人の男旅です。
阿寺渓谷とは
「阿寺渓谷」とはエメラルドグリーンの渓谷、ヒノキの美林、切り立った岩が折りなす、自然の造形美が見どころの長野県でも有数の観光スポットです。
もちろん川遊びも可能!特にエメラルドグリーンの渓谷は有名で「日本であるとは思えない」と、うっとりしてため息が漏れるほどです。
ただし、阿寺渓谷内の木々は国有林のため「焚き火禁止」となっているので、阿寺渓谷内でのバーベキュー等が目的なのであれば「阿寺渓谷キャンプ場」でなければ出来ません。
キャンプ場の予約
実は、阿寺渓谷キャンプ場が第一希望だったのですが、あいにく8月のシーズン真っ只中ということで予約が一杯で取れませんでした。。
予約の電話は7月半ば位にしていたのにも関わらず、その時点で予約は一杯だったので、阿寺渓谷キャンプ場でキャンプしたいという方は早めの予約をオススメします!
う~ん。どうしよう。。バーベキューはどうしてもやりたい。。
そんな時に見つけたのが「のぞきど森林公園キャンプ場」でした。
阿寺渓谷からは車で30分程の距離がありましたが、阿寺渓谷最寄でバーベキューが出来そうなのはココのみ。
結局妥協してのぞきど森林公園キャンプ場を予約したのですが、これが結果として最高な選択となったのです・・・!
初日~阿寺渓谷までの道のり~
集合は朝8時に八王子駅。おっさん3人の車旅のため、なんともむさ苦しい朝になりました。
八王子駅からすぐ中央自動車道に乗って3時間くらいのルートでした。
途中SA等で休憩も挟む予定だったので、到着は12時頃を想定していました。
もっと余裕を持って午前中から阿寺渓谷で遊びたい!という方は、もっと早めの出発をオススメします!
実際、阿寺渓谷入り口付近に到着したのは12時半ごろで丁度、昼食の時間でもあったので昼食の準備などで若干もたつき、予定より遅れた到着になりました。。
さらに想定外だったのは、今年2018年から阿寺渓谷入り口から阿寺渓谷キャンプ場までの道のりに車両規制が入っていたことです。
平成30年夏季における阿寺渓谷交通規制内容
・実施主体 大桑村
・規制期間 平成30年7月21日(土)午前8時から
平成30年9月 2日(日)午後5時まで (終日規制)
・規制対象外 阿寺渓谷シャトルバス、森林管理署関係者、森林業務関係者、阿寺渓谷キャンプ場予約客、
キャンプ場関係者、木曽路観光タクシープラン利用車両、その他村長が認めたもの
※大桑村HPから引用
これは完全に下調べ不足でした。。
阿寺渓谷を上るには徒歩かシャトルバスどちらかになります。
シャトルバスも阿寺渓谷キャンプ場までの便は出ておらず、中腹あたりまでとなっているため、阿寺渓谷キャンプ場までは徒歩になります。
キグラヤ一行は、到着も12時半と遅れていたので、シャトルバスを利用することにしました。
ちなみにシャトルバスは30分置きに運行していて、料金は有料です。
詳細はこちら。
■運行時刻表
【上り】
フォレスパ木曽 旧恋路の湯前
始発 8時30分
最終発 16時00分【下り】
渓谷内 赤彦駐車場
始発 9時00分
最終発 16時30分
※上り、下りともほぼ30分間隔での運行となります。
※お客様の多少により増便、間引き運転もありますのでご了承ください。■利用料金 (予定)
往復 片道
(上り、下り 各)大人 1,000円 600円 こども(小学生以下で座席を占有利用する場合) 500円 300円 幼児(座席を使用しない場合 無料 無料 ※大型荷物=クーラーボックスなど、サイズが大きく1人分の座席を占有するもの。
往復¥500- 片道¥300-
(足元に置ける小サイズの荷物は無料です。)※ペット=原則ペットケージをご利用いただきます。
1ケージにつき 往復¥500- 片道¥300-
(ケージはご持参ください。補助犬は無料です。)※障害者=障害者手帳をお持ちの方
大人 往復¥800- 片道¥500-
子供 往復¥400- 片道¥250-
(障害者手帳をご提示ください。なお、車椅子でのご乗車は出来ませんのでご承知下さい)※お求めいただいた乗車チケットの払い戻しはできません。
※フォレスパ木曽あてら荘HPから引用
そして、さらにハプニングが・・・。
渓谷入り口付近にはシャトルバスは停まりません!渓谷入り口付近の写真はこちら。
行きのシャトルバスは渓谷手前のフォレスパ木曽あてら荘の駐車場からの出発になります。
なにも考えず渓谷入り口付近の無料駐車場に車を停めたキグラヤ一向は、炎天下の中、渓谷入り口からフォレスパ木曽あてら荘の駐車場まで15分程度歩くハメになりました。
ただし、フォレスパ木曽あてら荘の駐車場は500円の有料駐車場なので、そのくらい歩いてもいいよ!という方は無料駐車場でもよいかもしれません。
結局、ここまでかなりのタイムロスを強いられた(全ては下調べ不足が起因)キグラヤ一行は歩いている時間はねぇという事で往復のシャトルバスチケットを購入。
13時出発のバスにギリギリ1分前に乗り込み、13時20分頃に中腹に到着しました。
ちなみに、渓谷入り口付近の河口でも川遊びは可能です!早く入りたくて誘惑に負けそうになりましたww
バスから見えるエメラルドグリーンの渓谷にキグラヤ一行、大興奮!
また、現地の人に聞きましたが阿寺渓谷キャンプ場までは中腹からは徒歩、大人の足で30分程度、渓谷入り口から歩く場合は1時間半程度とのことでした。
時間に余裕がある場合は、渓谷がゆっくり見れる徒歩もオススメです!!
初日~阿寺渓谷中腹~
最終便の16時半にはシャトルバスに乗り込む必要があったので、初日は中腹付近で川遊びを堪能することにしました。
スポットで言うと「六段の滝」「ウナリ島」付近になります。
川に入る前に周辺をすこし散策しましたが、興奮がとまらない!!!!!!!!!!!
写真ギャラリーはクリックでアップが可能です↓↓
まず川の透明度が半端ないです!!!
川底まで丸々透けています!!!
綺麗過ぎる数々の風景に暫くスマホのシャッターが止まりませんでした!
小指サイズのカエルにも遭遇!かわいすぎる!!!
ただ、川辺にはアブ、ブヨが結構発生していて、対策をしっかりしていなかったキグラヤ一行は猛烈に噛まれました。
アブ、ブヨ対策は必ずしていくことをオススメします!!
これ買っておけばよかったなあ。。
また、蜂などもいるので毒をもっている虫に刺されてしまう可能性もあります。
そんな時のためにも「ポイズンリムーバー」があれば安心です。
毒を吸い出してくれるアイテムです。
こんなものがあったなんて….。
幸い、キグラヤ一行は蜂には指されませんでしたが、クマバチなどには実際遭遇しているので絶対あったほうがよいです。
当日の天気は晴天で絶好の業水日和だったのですが、15時頃から雲行きが怪しくなり雨が降ってきたので16時発のシャトルバスに乗って渓谷を後にしました。
初日~のぞきど森林公園キャンプ場~
阿寺渓谷を後にしたキグラヤ一行は、バーベキューするための食材を購入したのち、のぞきど森林公園キャンプ場に向かいました。
のぞきど森林公園キャンプ場は城山の標高1,000m地点にあり、バンガロー、ツリーハウス、ケビンの他にオートキャンプ場もあり、自然林に囲まれた本格的なアウトドア体験ができるキャンプ場です。
キグラヤ一行はもの珍しさから通称「つくしんぼハウス」というツリーハウスっぽいバンガローに泊まる事になっていました。
4人用で一泊5500円でした!安い!
なんともジブリチックな雰囲気・・・!!!
受付ではバーベキューセット一式をレンタルできるので道具はなくても問題ありません。
キグラヤ一行も用意したのはバーベキュー用の食材のみです。
写真ギャラリーはクリックでアップが可能です↓↓
写真がなくて申し訳ないのですが、つくしんぼハウスの場合、ハウスの目の前にバーベキュー設備があり、すぐに炊事を始められます。
水場、トイレも近くにあるので、スムーズにバーベキューを楽しめます!
しかも、夏真っ只中なのに標高1,000m地点にあるので全然暑くない!むしろ涼しい!!
バーベキューはお肉や魚介のほか、道中で見つけたジビエ肉を売っているお店で購入した鹿肉といのしし汁も堪能し大満足!
同時に酔っ払いながらも翌朝の朝食用にカレーを作ったり、サバイバル大好きキグラヤ一行にとっては自由度が高くとても楽しめました。
しかし、一番感動したのは満天の夜空!!!!!!!!!!!
星で埋め尽くされておりました。。(写真に収めようとしたのですがうまく撮影できませんでした。。泣)
つくしんぼハウスエリアは木々に囲まれていながらも、中央は木が生い茂っていないので、上を見上げれば視界を遮られることなく星空が眺められます!
この満天の夜空は標高1,000m地点にあるのぞきど森林公園キャンプ場ならではでないでしょうか。
埼玉県民のキグラヤ一行としては滅多に見ることができない、満天の夜空に大満足でした。
ちなみに食材の調達ですが阿寺渓谷付近の野尻駅周辺にいくつか大型のスーパー、ドラックストア等があるので心配は無用です。
コンビニもセブンイレブンやデイリーヤマザキを数店舗みかけました。
注意したいのは車のガソリンで、廃業しているガソリンスタンドも多いので見つけたら早め早めに入れておいたほうがよいです。
2日目 ~阿寺渓谷キャンプ場~
2日目は初日に時間がなくて断念した阿寺渓谷キャンプ場に向かいました。
中腹あたりでも川の水は冷たく十分に綺麗だったのですが、更に上にいくとどうなるのか興味がありました。
2日目も初日同様、シャトルバスで中腹まで運んでいただき、そこからキャンプ場まで歩いていくことにしました。
こちらは中腹から阿寺渓谷キャンプ場までの道のりで撮影した写真です。
※順番がめちゃくちゃかもしれませんがご了承ください。。
写真ギャラリーはクリックでアップが可能です↓↓
中でも私一番のオススメは「牛ヶ淵」です!
なんといっても川なのに水深がかなり深く、飛び込みし放題のスポットになっています!
飛び込みしたい方は絶対に外せないスポットですよ!!
こんな川見たことありません。。
阿寺渓谷は「牛ヶ淵」以外にも「熊ヶ淵」「犬帰りの淵」「熊ヶ淵」などたくさんの川遊びスポットがあります。
淵によって川の流れの速さ、深さ、日当たりのよさなど全て違うので、一日では遊びつくせないです。
キグラヤ一行も約2日阿寺渓谷で遊びましたが、全てのスポットで川遊びはできませんでした。。
阿寺渓谷ハンパないって!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
長野の天国「阿寺渓谷」は控えめにいって最高の渓谷でした。
今回は一泊二日でしたが日帰りでもいけちゃう距離にこんな最高の川があるなんて知らなかった。。
また来年もいけたらいいなあ。